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消費者市民社会ってなあに?ーリタのロンドンblogー

「消費者市民社会」って、何だろう。EU離脱に揺れる英国ロンドンから、日常をお伝えします。毎週月曜日+不定期更新です」

London film festivalでLionを見てきたよ

こんにちは、リタです。
ロンドンからお届けします。

2016年10月5~16日まで開催中のLondon film festival。今年は世界74ヶ国から245作品が集結し、ロンドン各地の映画館で気軽に見られるイベントです。「このフェスティバルにブレグジットはない」とはイベント最高責任者の言葉。うまいこと言うなあ。



そもそも昨年の今頃は映画祭に参加どころじゃなかったので、1年越し(というか、一人で映画館なんて何年ぶり??)の解放感に上映前からやたらそわそわ。。

今回選んだ映画はLion。2016年公開で日本は未公開。
インドの貧困地域で、貧しくも愛情に包まれて暮らしていた5歳の少年サルー。迷子から孤児として生き延び、遠くオーストラリア渡って養子になり、愛情を受けて25年が過ぎた。が、あることがきっかけで自分の過去へ思いを馳せ、記憶と共にgoogle earthで故郷の家族を探し始める、、というお話。実話を元に制作されてます。

印象に残ったのが、採石場で働く故郷の母親と兄弟のやり取り。目を背けたくなる環境でありながら、そこに確かな愛情があり、自分と相手の笑顔がある。
pc越しに見える風景と、自分の目の前と、記憶の中の風景が織り混ざる怖さに「目を背けちゃダメだ」と思えるのは、その笑顔があったからだ、と感じました。

自分も誰かに笑顔を届けよう。
そう思える、よい映画でした。