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消費者市民社会ってなあに?ーリタのロンドンblogー

「消費者市民社会」って、何だろう。EU離脱に揺れる英国ロンドンから、日常をお伝えします。毎週月曜日+不定期更新です」

Halloweenのイベントに参加してきたよ 砂糖税(Suger Tax)ってなあに?

こんにちは、リタです。

ロンドンからお届けします。

【記事まとめ】

1.海外のハロウィンってどんな感じ?

2.砂糖税(Suger Tax)ってなあに?

 

 

1.海外のハロウィンってどんな感じ?

本日はHalloween。ここ4~5年で日本でも急に盛り上がってきた印象のイベントですよね。子どもが仮装して近所にお菓子をねだりにいくtrick-or- treatingではなく、大人メインでコスプレ仮装&街に繰り出す日として解釈されつつある印象の日本ハロウィン。

ちなみに川崎のパレードも、ガーディアン紙の文化コーナーで報道されていました。

www.theguardian.com

日本人が持つ「変身願望」「変身技術」「化けることへのクオリティ高さ・モチベーション」海外から見ると驚愕の一言。

 

一方、ロンドンでハロウィンが目立つようになってきたのはここ30年くらい。ちなみにお隣おばあちゃん(※英国人で在住歴うんじゅう年)曰く、「もともとイギリスでは11月5日のGuy Fawkes Nightを盛大に花火でお祝いする風習で、ハロウィンといえば樽からりんご早食い競争(!)だけだったけれど。でも、子どもが仮装している姿はやっぱり可愛いね^^。」、、大人コスプレ仮装満載の渋谷や川崎を見せたらどんな反応返ってくるかしら?

 

おばあちゃんに見せる前に、 週末にモールで開催されるTrick-or-Treatingに参加してきました。こちら、登録と引き換えにもらった地図を頼りに参加しているお店を周り、合言葉を言うとお菓子がもらえるよ、っていうイベント。なんだ、簡単でしょ?と思うでしょ。それが違うんだ。英語ハードルいやに高いんだ。去年は撃沈したんだ。

Trick-or-Treatingの合い言葉、全ての店舗で、それぞれ違う。。しかも早口言葉。

例えば、

1店目Petrified Pumpkin!

2店目Trickety Wickety Witch!

3店目 Hubble Bubble Toil & Trouble!

4店目 Ghastly Ghosts,Goblins and Ghouls!

5店目 Bewitching Black Bubbling Brew!

…などなど。

 

<ちなみに上記をりさ訳*1すると>

1店目 りさ訳:かちんこちんのかぼちゃ!

2店目 りさ訳:へんてこりんたクロケッター魔女!

3店目 りさ訳:どこぶぐ仕事は大騒ぎ!

4店目 りさ訳:おどろおどろおばけ、子鬼にやまんば!

4店目 りさ訳:魔法のぶくぶく黒ビール!(そのまんまじゃ!と心で叫ぶ母。w)

 

これを①通常営業中の店内に飛び込み、②レジが空いた隙間にお姉さんお兄さんを捕まえ、③大声で呪文を唱えて、④お菓子ゲット!を延々と繰り返すコスプレ姿の未就学児たち。

 

ネイティブ子どもに通じないのに、時々日本語でちゃったよ。。^^; 脱走する子、バッグ一杯集めたお菓子を各店舗ごとに見せまわる子、呪文が唱えられなかった悔しいと泣く子、呪文の意味を知りたいと尋ねる子、、いやーカオスでした。

ちなみにハロウィンは子どもが仮装メインのイベントです。が、周りの大人もちょびっと仮装(ゾンビ風メイクとか、魔女の帽子とか)して一緒に楽しんでます。

 

大人が遠巻きに見守るなか&子どもは見知らぬ人(店員さんやゾンビ風メイクの店員さん)に話しかける試練の2時間。昨年はハードル高すぎで、泣いたり固まったり。誘ってくれたお友達に「彼女はどうして泣いているの?」と心配されたっけ。。

 

でも今年もやっぱり出かけたのは、 周囲を見渡すと同じようにはしゃぐ子ども達がいて、見守り役の周りの大人同士目を合わすと「お互い大変ね^^;」と笑いあえることを知っているから。当日飛び入り参加だった親子も、途中参加&途中退散も、もちろん気兼ねない。店員さんはもちろん店内やモールにいるお客さんたちも「かわいいわねえ。」「上手に(呪文を)唱えられたねえ!」と気軽に声をかけてくれるのがボディーブローのように効いてくる。

 

今年もやっぱり、1店目は泣いてしまった子どもも、その後「先頭で呪文を唱えられた!」と誇らしげな姿も見せてくれました。ロンドンのみならず海外で子育てをしやすいと感じるのは、存在していること、自信をつけたことを認めてもらえるこの空気感なのかなあ、と感じる今日この頃。お互い声をかけやすいのです。

 

2、砂糖税ってなあに?

 頑張ったご褒美に、たーくさんもらったお菓子、チョコ、ラムネ、キャンディetc。速やかに撤去されたことにいまいち納得してない様子の子ども。笑 おいおい、小出しにする作戦の母に言いくるめられています。

でも、ここ英国では笑いごとではすまされないレベルで問題視されているのが子どもの肥満問題。小学校入学時点で、極端な肥満とされる子どもは10人に1人、それが卒業時には5人に1人となるとか。その対策のひとつとして、砂糖税の導入が閣議決定されました。

詳しい記事はこちら

www.bbc.co.uk

日本語だと、こちらが判りやすい

www.huffingtonpost.jp

一言でまとめると 

砂糖税→糖分が多い清涼飲料に課税される税金のこと。英国では2018年4月より導入予定。

 

チョコなどのお菓子対象ではないことに最初??マークだったけれど、販売されている飲料サイズをみると納得。小さく表示されているラテのカロリー表示に、smallでもこんなに!?や、4L入りの炭酸コーラってどうやって飲み切るのさ!が普通に売られています。課税収入は健康促進のために使われる予定。

ちなみにチャリティー団体(その名もAction on Suger)がよく取り上げているのがスタバ。清涼飲料ではないが現在絶賛売り出し中の新メニューもさっそくやり玉に。

pulse.ng

飲み物ではなく、スイーツレベルの糖分なCitrus mint green tea。

砂糖税をきっかけに、こちらの団体や市民からの発信もあり、カフェのメニューもこれから変わっていくのかもしれません。

中身を知って飲む VSへ?知らなかったよ?で飲むのは違うこと。市民発のこういう情報はどんどん発信してほしいと思う。ちなみに、たまには飲んでもいいんじゃない?と個人的には思います。(だって美味しそうだ。非日常も大事だ)

 

商品を何気なく選ぶこと。これでいいのかな、大丈夫かな、とふと思ったらそれすごいチャンス。知識として知ることができると、自分の選ぶ理由や背景が増える。それって、時に面倒。だけど楽しいです。

 

 *2

 

 

*1:りさ訳

*2:りさ訳。意味が分からぬと動けない、予想外のことが起きて挙動不審、家に帰ってやたら自己嫌悪、な英語圏で子どもと生き延びるために母が超訳すること。違った場合は言葉を尽くしてむりやり正解ぽくすることを特徴とする。