読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

消費者市民社会ってなあに?ーリタのロンドンblogー

「消費者市民社会」って、何だろう。EU離脱に揺れる英国ロンドンから、日常をお伝えします。毎週月曜日+不定期更新です」

イギリス公立小学校の給食(スクールディナー)を食べてきたよ

こんにちは、リタです。
ロンドンからお届けします。
【記事まとめ】
1、イギリス公立小学校(プライマリースクール)で出された給食メニュー、配膳の流れ
2、食育はどんな視点から?


公立小学校にて、終日滞在する機会があり給食を食べてきました。
ちなみに、イギリスの公立小学校とひとことに言っても実は様々です。今回訪問したプライマリースクール(4-11歳)以外にも、子どもの人数が多い地域や運営母体の教育方針などでインファントスクール(4-7歳)、ジュニアスクール(8-11歳)と、区分分けされていることがあります。

今回は各学年3クラス(90人)の平均的な人数、スクールランチは学校内の食堂で提供されていました。
4,5歳の子供たちが通うレセプションクラス(入学準備クラス)から2年生までは政府の補助金で、スクールランチが無料です。それ以上の学年は有料で大体一食2ポンド~3ポンド。食べた回数分払います。毎日食べたら、、一月約60ポンド(約8000円)?少子化の日本の給食費って、今は1ヶ月いくらくらいなんだろう?


【公立小学校の給食メニュー、ランチの流れはこんな感じ】

スクールランチ組も昼食持参組も、全員食堂でとります。大まかな流れはこちら

1・低学年から順に時間をずらして入室
2・スクールランチ組は並んで、プラのお皿とフォーク&ナイフをとって列にスタンバイ/昼食持参組は配膳コーナーより手前、入口から近いテーブルで先着順の様子

3・好きなメイン&サイドメニューを指定してディナーレディによそってもらい
4・デザートにフルーツを選んだ子どもはセルフサービスで選ぶ。
5・空いているテーブルを見つけて、各自食事
6・食器を片付けコーナーまで自分で下げ、休み時間のグラウンドへ

〈メイン〉
この日選べたメインは、通常メニューがチキンとコーンのパイ。ベジタリアン向けは、カレー。主食はパンでも米でも、ましてや麺ではなく、芋です。カレーも芋。
イギリス食事に欠かせないお芋はマッシュポテトかベイクドポテトからチョイス。グレービー(ソース)をたっぷりかけてくれます。

〈サイド〉
サイドとは付け合わせのこと。選べるお野菜沢山(インゲン、グリーンピース、人参、カリフラワー、、ただし、もろ冷凍。)(^.^;

希望するメイン+サイド+主食(芋)を、ディナーレディ(給食のおばちゃん)が、一枚のお皿にまとめてよそってくれます。量の多少は希望調整可、お代わりは無し。基本、てんこ盛りです。

〈デザート〉
デザートは別の小皿。この日はフラップジャック(オートミールやドライフルーツを糖蜜で固めたもの)か新鮮フルーツ、もしくはヨーグルトも選択可能でした。

飲み物はお水(セルフサービス)、ナフキンや台拭きなんてこじゃれたものはなし。食堂内は給食スタッフが遠めに監督していますが、出入り自由&離着席自由なこともあり、とにかく賑やか!です。

楽しみ半分不安半分で食べたお味は、予想より美味しく、完食。極端な味付けをしない昔ながらなイギリス料理、と私は思いました。





2、イギリス食育はどんな視点から?


「eat well=ヘルシーな選択をしよう」を合言葉に食堂の壁は色とりどりに展示され、この学校は食育に力をいれている様子。そう、イギリスの食育⇒バランスよく選べること、が主なテーマであり、1日に5つの野菜'果物をとろう!という標語をよく見かけます。

毎食じゃなくて一日に5種類??野菜と果物が同じ括りなの??という突っ込みもさておき、子どもが食事中&休み時間の監督は、教員とは別のスタッフが担当しています。(ただし低学年は教員サポートあり)

監督、と言えども基本放置(よく言えば、遠巻きに見守る)ので、食事の進み具合は子ども次第。子どものお皿の減り具合やバランスまで目が行き届くとは言えない状況だなあ、と印象をもちました。子ども達のお皿を見ると、一見バランスよく盛られていても、ちょちょいとつついておしまいにしてグラウンドに遊びに行く姿も。自分で選んだ後だし、もちろんおとがめ(?)は無しで、子どもがニコニコと残飯にいれてるけど、ああー、もったいない。(ノД`)


イギリスの食育⇒バランスよい食事を選べること、だけでいいのかな?と感じる瞬間。


ご飯を残したらもったいないよ、前は無理だったけど食べられるようになったよ、が我が身に染み込んだ日本人の給食指導は凄かったんだなあ、と改めて思いました。そして、それをしてくれていた先生達の負担度の凄さも。


ちなみにランチ持参の子どもはざっと見た感じ、3分の1くらい。持参組、給食組はテーブル別れて座っている様子。ランチ持参派が、ちゃんと完食しているのか?が気になるのでした。
そして日本人が珍しいらしく、私達のテーブルは入れ替わり立ち替わり、子ども達が集まって大入り満員。(^-^)/私がランチを完食したのは、手を合わせて「ごちそうさまでした」、を子ども達に見せたかったから、というのもあります。めっちゃウケてて可愛かった♪


ランチ持参の子どもや、自分が選んだスクールランチの内容が日本人の私と同じだった!と喜ぶ子ども。一人一人違うが当たり前な世界で、同じだと嬉しいな、と感じる。ところ変われば食育観も違う様子です。