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消費者市民社会ってなあに?ーリタのロンドンblogー

「消費者市民社会」って、何だろう。EU離脱に揺れる英国ロンドンから、日常をお伝えします。毎週月曜日+不定期更新です」

現地校のHomework宿題、こんな感じだよ/イギリスのインクルーシブ教育

こんにちは、リタです。
ロンドンからお送りします。

【記事まとめ】
1、現地校の宿題って、我が家はこんな感じです
2、子どもの宿題によく出てくる言葉・人物は?/イギリスのインクルーシブ教育

我が家は現地校に通う子どもが1人います。日本なら5歳=年中さんですが、現地校ではyear1。急に学校のお勉強になった感高いです。自由人の子ども、いったいどうやって学校で生きているのか。ということで昨年の入学準備クラスから始まっている宿題が、一気に難しくなった件について。

1、現地校の宿題って?

イギリスの小学校は、4歳になっている9月からレセプションクラスよりスタートするのが一般的です。
4ー5歳児の初めての集団生活、最初は慣らし保育(午前中のみ)から。

レセプションクラスでは
①集団生活のルール、時間割で生活することに慣れること、
②ABCのフォニックス、
③1から10までの数認識、様々な形の認識
④自分と地域、家族、社会、
…などを遊びを通して身につけることが目標になっています。
自分で遊びに没頭できるナーサリーより、小さいながら集団での行動が重視されている印象。

ということで、宿題(homewark)が出ます。

1冊、自分で読める本、がその宿題ですReading!

( ゚Д゚)いったいどんなものを持って帰ってくるのかと、思ったら最初はフォニックスでした。ABCの頭文字で始まる単語で作られた短いお話はこんな感じ。

Star Phonics Set 10: In the Dark (Star Phonics Decodables)

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AlphaTales: U: Umbrella Bird’s Umbrella

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宿題の流れはこんな感じ
①お家で練習して、連絡帳に親のサインとコメント→
②学校で先生チェックとコメント→
③発音クリアなら次の頭文字へ/もう少し頑張りましょうなら、引き続き同じ頭文字


とにかく先生が「よく頑張っているよ!」「とっても上手に読めたよ」と短いコメントながら褒めてくれるので、子どもはゲーム感覚で覚えていきました。(親も発音勉強させてもらった気分)

【フォニックス時期におすすめの辞書はこちら】

毎日見ていると親子共々、キッパー家族に愛着が沸き、購入しました。
日頃の会話に出てくる単語が多く、自分で読める内容+ちょっと@が面白いらしい。
当初こちらの図書館で見つけて、子どもが2回借り続けたため購入。

Oxford Phonics Spelling Dictionary (Oxford Reading Tree)

Oxford Phonics Spelling Dictionary (Oxford Reading Tree)

  • 作者: Roderick Hunt,Debbie Hepplewhite,Oxford Dictionaries,Mr. Alex Brychta
  • 出版社/メーカー: Oxford University Press
  • 発売日: 2013/01/03
  • メディア: ペーパーバック
  • 購入: 1人 クリック: 1回
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現地校、year1以上の宿題はこんな感じ
※我が家の通っている学校の一例です。学校によって個人差があります。

【Reading/読み】
ABCが一通り終わり、引き続きその子の読めるレベルの本が持ち帰りです。
Stage1~、少しずつ単語が増えていきます。


※このシリーズを卒業し、year2,3とあがっていくと、だいたい20分以内に読める分量の本が指定されます。


【Spelling/綴り方】
ワークブックを週1回持ち帰り、その週内に1ページ仕上げて提出します。基本フォニックスで書ける、はずなのですが、、英語で書かれたヒントを基に当てはまる言葉を綴る単語クイズ、oとu の違い、party→partiと私の日本人発音を聞いたまま(涙)書き綴るなど、めっちゃ苦戦中です。

【Math/算数】
ワークブックを週1回持ち帰り、1ページ仕上げて提出します。文章題が始まり、1~20までの数の足し算・引き算です。英語の文章問題に親子苦戦中。。普段の会話に出てこない文章、子どもが知らない英語を事前に親が訳しておくのが必須です。

学年が上がるにつれ、
歴史(もちろん「イギリスの歴史」です。ヘンリー八世って誰ですか!?)や、
科学(沈殿や光合成、仕組みを思い出すのです)やらが日替わりで出てきます。もう母ちゃん、頭真っ白。
こういうの買って、事前学習しておこうかな。。マンガがいいな。。

イギリスの歴史―ビジュアル版

イギリスの歴史―ビジュアル版

  • 作者: R.G.グラント,マイケルケリガン,フィリップパーカー,アンケイ,R.G. Grant,Philip Parker,Michael Kerrigan,Ann Kay,田口孝夫,田中英史,丸川桂子
  • 出版社/メーカー: 東洋書林
  • 発売日: 2012/10
  • メディア: 大型本
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近代イギリスの歴史―16世紀から現代まで

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マンガでわかるイギリスの歴史: 一気に読み解く! 世界史を変えた人物列伝

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2、子どもの宿題やテレビによく出てくる言葉・人物は?

そんなこんなで苦戦中の現地校宿題ですが、面白い、興味深い、そしてすごく嬉しいことがひとつ。

子どもの本に車椅子に乗っている子どもが、とてもよく登場しているのです。
そしてテレビをつければ、子ども番組にダウン症の子どもが、手話がついている子ども番組が、ごく当たり前に流れてきます。

日本だと、車椅子のその子は何か主人公になっていたり、

ちいさなおばけちゃんとくるまいすのななちゃん

ちいさなおばけちゃんとくるまいすのななちゃん

そもそも人気者と組み合わせて、「くるまいすってなに?」からはじまったり
アンパンマンのやさしいきもち〈1〉くるまいすがとおるよ! (アンパンマンのやさしいきもち (1))

アンパンマンのやさしいきもち〈1〉くるまいすがとおるよ! (アンパンマンのやさしいきもち (1))

「障害がある人だから、頑張り屋さん」「障害に理解を求める」という流れに意識がいきがちだけれど、イギリスの子どもの教科書に出てくる車椅子の子どもは、なーにも特別なことをしていません。
ダウン症の子ども「だから」、手話でお話ししている子ども「だから」、特別な流れにはもっていきません。

ハンデがあるゆえの物語の主人公だったり、車椅子だから人より頑張り屋さんだったり、はしない。

だけど、隣でお買い物していたり、友達と遊んでいたり、沢山ぎゅうされていたり、クッキングしていたり、沢山いるお友達の一人。もしくは家族の大事な一人。自分とおんなじ、誰かの大切なひとり、として日常的に目にするように感じます。


子ども時期は敏感です。
背が高い、背が低い、髪や目の色が違う、眼鏡をかけている、自分と誰かは違う、出来ることと出来ないことがある。
私の子どものクラスに障害をもつお子さんはいませんが、街で見かける子どもに対し、以前より驚くことがなくなりました。
みなと同じでありたい、でも出来ないこともある、などが分かり始める子ども時期だからこそ、
違う個性が同じ場所にいることを受け入れる土台を作ってくれているように感じます。有難いです。