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消費者市民社会ってなあに?ーリタのロンドンblogー

「消費者市民社会」って、何だろう。EU離脱に揺れる英国ロンドンから、日常をお伝えします。毎週月曜日+不定期更新です」

ロンドンの冬、リスチャリティーが沢山だよ

こんにちは、リタです。

ロンドンからお送りします。

【記事まとめ】

1・公園のリス。冬支度

2・クリスマスに新年、この時期ロンドンで見かける広告は?

 

リス、リス、リス!

冬支度でぷくぷくな姿が堪らないです!。(o^^o)

 

ロンドンでは、鳩と同じくらい身近なリス達。

中心部の公園であっても、大きな広葉樹が整備され管理されているポケットに胡桃や木の実を忍ばせて、散歩中に少しずつプレゼントする人の姿をあちこちで見かけます。

 

貰っていそいそと穴を掘って埋めて完結&満足そうに忘れている姿がこちら⇩f:id:diversity_diva:20161212205141j:plain彼らはこの冬を乗りきろうとしているだけですが、私達はそれを応援したくなります。公園を行き交う人々には、あわよくば、もっとこちらに近づいて、他の人より愛着を示して欲しい。と思っていた(いる)人。。すみません。それ、私です。

 

しかしリスはこちらの思惑に我関せず。人が放ったものであっても無くても黙々と、自分達のペースで木の実探し。ポケットを膨らませている人々はそれを遠巻きに見守り、リスが住む秋冬の風景を愛でているのだ、と最近思うようになりました。

 

リスにはリスのペースがある。と、教えられて育つ子ども。。先日、「コートがやけに重いなあ」とポケットを探ってみると、出るわ出るわ、ナッツの山!。。どうやら、こっそりとキッチンの棚から拝借して忘れていた模様。ここにもリスチャリティーが?と口元が緩みました。子どもは大人のすることを本当によく見ています。

 

 

クリスマスに新年、誰かに何かをあげたくなるこの季節。お店も街並みもプレゼントを抱えた人々でいっぱいです。そんな時期に?、そんな時期だからこそ?よく目に入るのはDonation(寄付)を促すDM、中吊り広告、CM。

 

こちらはシリアの難民子どもへ3ポンドでブランケットを送ろう。を呼びかける中吊り広告。

f:id:diversity_diva:20161212205658j:plain

 

チャリティー分が含まれたクリスマスカードやクリスマスツリーも本当に沢山。寄付文化が商業ベースに取り込まれ、根付いているのを感じるこの季節。自分に出来ることは何かなあ、無理なく続けられることは何かなあ、と常に自問自答している気分な12月なのです。f^_^;

 

時に寄付寄付、と追い立てられるように感じ、そもそも本当に必要な相手に寄付されるのか?詐欺じゃないか?自己満足にすぎないじゃないか?と、堂々めぐりの疑心暗鬼になる時も。

 

で、ふと周りを見渡すと、ロンドンは寄付に限らずまずは始めてみて、とりあえずやってみて、無理そうだったらさっさと諦める。気軽に軌道修正。が主流です。それは例えば街に多く見かける物乞いさんもしかり。先ほどのリスもしかり。

 

受け取る相手側にもそれぞれの事情があり、プライド・違う価値観があること、それを尊重することはとても大切なんだよ、を、子ども時期から教え伝えるイギリス教育。

なので、寄付や支援、もしくはボランティアする側はまず「自分自身の幸せ感を満たすための行動である=無理し過ぎないこと」 を自覚することを求められます。「自己満足を自覚する」、そこから始めても大丈夫なんだと思うと、なんだかハードルが下がり肩の力が抜けます。

 

①無理してやっても一回きり、

②怪しいかどうか、自分に続くかどうか、そもそも疑心暗鬼で二の足。

③楽しい気持ちで日常に組み込める分、自分に無理ない範囲分

④チャリティー登録可否など支援先の判断基準がある、そもそも自分に関連する身近な支援団体宛から始める。興味があることから始める。

 

寄付やボランティア、買い物スタイル変化、支援活動などなど。③&④の視点から捉えると何か始めてみよう、続けてみような気分になるから不思議なものです。行動に移さなくては!旗振り役に立ち上がらねば!と構えるとオオゴトだが、自分の得意orちょっと余分に持っている物、お裾分けなら出来るかもしれない。ロンドンの人々はそう思わせてくれる不思議な力があります。

 

住んでいる場所で、この時間で出来ることから始める。小さな幸せ、小さな安堵、人に伝えるほどでもない迷いや悩みを共有し口に出せる有り難さ、を噛み締めたいと願う12月です。